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チャットでのコミュニケーションを成功させるのに必要なスキルを考える

昨今、リモートワークに移行した企業も多くなり、自宅で仕事をすることに関して、良い面と悪い面を身を持って経験したという方も多いのではないでしょうか。
筆者自身は、対面で人とコミュニケーションをとることの価値を、改めて感じているところです。
 
そんな中、リモートワークを成功させるのにヒントとなる記事を見つけました。
■Forbes JAPAN – すぐ言う、全部言う。「チャット力」を上げるために気をつけたい5つのこと
https://forbesjapan.com/articles/detail/33874
 
この記事では、チャットでのコミュニケーションを成功させるための5つのポイントを紹介していますが、3つ目の「オープンな場でのコミュニケーションを厭わない」と、4つ目の「すぐに答えてもらうことは諦める」が特に重要なのではないかと感じました。
 
「オープンな場でのコミュニケーションを厭わない」というのは、会社に出勤して仕事を進める上では、会議室で誰かが集まって話していれば話の内容自体は伝わらなくても、「誰かと誰かが話していること」自体は周囲に伝わっていると思います。考えてみると、普段仕事をする上ではそのような人の動き自体を見ることで、社内の様子を把握していることも多いと思います。チャットの場合は、誰かと誰かが会話をしていてもそれが一対一なのであれば、会話をしていることすら、他の誰かに伝わることがありません。そのため、直接会話をする相手でなくても、他のメンバーに共有できるところで会話をすることが重要だ、ということです。
 
「すぐに答えてもらうことは諦める」は、個人的には非情に身に染みることなのですが、相手の状況が分からずに質問を投げかけても、当たり前ですが場合によっては相手が忙しくてすぐに返信できないこともあります。相手がそれ程親しい間柄でない場合は、質問を投げかけたこちらとしては、「あれ?なんか気に障る言い方をしてしまったかな…」などと感じてしまうこともあります。そう言った邪推は不要だということです。
 
リモートワークが合う人、会社で仕事をするのが合う人、いろいろなタイプの人がいると思います。今は、やむにやまれずリモートワークを実践している方もいらっしゃると思いますが、新しいスキルが身につくと捉えて、前向きに取り組んでみてはいかがでしょうか。