どうもこんにちは編集部です。もう10月となると、札幌なんてもう結構寒いもんです。既にmonoflagのオフィスは絶賛暖房中でございますが、寒いということはミカンが美味しい季節が近づいてきたわけです。さて、そこで本日はこたつでミカンを食べているときでも読みやすい(?)ちょこっと記事として日本トイザらスのデジタルマーケティングの取り組みをご紹介していきたいと思います。
この記事の目次(クリックで項目へジャンプします)
参考にしたいトイザらスのデジタルマーケティング事例
トレンドとターゲットを意識したPR手法
最近は米トイザらスの破綻が報道され、ちょっぴり話題のトイザらス。日本トイザらスではどのようなにデジタルPR戦略をおこなっているのでしょうか。
動画や画像を重視&配信はトレンド感を意識
2015年12月に公開された映画『スターウォーズ』に合わせて、米トイザらスが制作した動画の翻訳版を用意して配信したり、実際に販売している「BB-8」のおもちゃを使った動画の配信などトレンドを意識したPR活動をおこなっています。この動画公開時は、2万1000もの「いいね!」をもらい、シェアは2880件に達したそうです。スターウォーズは現在も同社では特集ページを組むなどして、関連するおもちゃを取り上げています。
この動画なんともシュール。
テレビやSNSで話題の商品を、自社アカウントで紹介
トイザらスではTVや雑誌などのメディアで話題となった商品を、自社のツイッター@TOYSRUS_JP で紹介し自社のECサイトへと誘導する取り組みもおこなっています。
たとえば人気番組「マツコの知らない世界」で紹介されたおもちゃをツイートで紹介。
確かにテレビで紹介されたおもちゃなどが、サイト上で大々的に取り上げられていたら気になります。しかも、お子さんが「これほしーよーママ!」なんておねだりの後に見つけたりしたらポチってしまうかもしれません。
ちなみに「トイザらス」の社名の由来は「Toy(玩具)」と創業者の名前である「Lazarus(ラザラス)」を組み合わせたのが由来なんですって。僕はつい、ブリジストンの社名の由来(創業者の石橋から由来)を思い出してしまいました。はい、どうでもいいですね。
実店舗とWEBを繋ぐ、ストア・オーダー・システム
こちらの取り組みは実際のトイザらス店舗で取扱がない商品や欠品中の商品を店舗スタッフに案内を受けてオンラインストアで注文ができるというもの。WEBと実店舗というユーザーとの接触点を上手く活用した取組み。
「ストア・オーダー・システム」は、一部カテゴリーを対象に、トイザらス、ベビーザらス店舗で取り扱いがない商品や欠品商品を、店舗にいながらスタッフのご案内のもと、オンラインストアにてご注文いただけるプログラムです。お客様は、店内に設置されたタブレットやパソコンを使用して、その場でご注文いただくことが可能で、ご自宅やトイザらス、ベビーザらス店舗、その他ご指定場所など、お客様のご都合に合わせて購入商品の受取場所をお選びいただけます。なお、オンラインストアでは、1回のお会計4,900円(税込)以上で全国送料無料にてお送りする
YouTuberを起用したマーケティング
YouTuberのマネジメントを手がけるUUUMと手を組み、人気商品やクリスマスに向けた商品のプロモーションキャンペーンを行なっています。体験イベント「ヒカキン&セイキンでパイフェイス パイ投げゲーム Pie Face」の実施やその模様をYouTuberのチャンネルにて展開。ターゲットでもある子どもに大人気の「YouTuber」と「おもちゃ」という組み合わせはまさにストライクですよね。
いかがでしたでしょうか。オモチャといえでもあなどれないこのマーケティング戦略。トレンドのコンテンツとの掛け合わせやタイムリーな情報のピックアップなど参考にしたい姿勢です。