インターネットエクスプローラとは、マイクロソフト社が開発したwebサイトを閲覧する為のソフトであるウェブブラウザです。エクスプローラ(Explorer)とは、探検家、探索者という意味があり、Internet Explorerの頭文字をとってIEと略されます。インターネットエクスプローラは、1994年にSpyglassからライセンスを受けたNCSA Mosaicをもとに開発され、1995年にInternet Explorer 1が登場しました。
Windows XPではInternet Explorer 6、Windows vistaからはInternet Explorer 7というように、マイクロソフト社のオペレーティングシステムであるWindowsに標準装備されており、登場以来バージョンアップを重ねています。インターネットエクスプローラの右上のヘルプボタンからバージョン情報をクリックする事で、現在のバージョンを確認する事ができ、Windows Updateやマイクロソフト社のサイトからダウンロードしてバージョンアップさせることが可能です。
Windowsに標準搭載されているためにブラウザシェアも最大ですが、ブラウザの虚弱性を利用した攻撃の標的にされやすく、以前OSと密接に結びついた構造であった際は、サーバー攻撃を受けた際にユーザー権限によってはオペレーティングシステムへ影響を及ぼすこともありました。最近では修正プログラムが早期に配布されているため、未修正の虚弱性は少なくなっています。しかし、どのような環境でもセキュリティ強化は必要であり、修正プログラムなどを迅速に導入する事で、環境を保護しておくことが重要です。