若年層の投稿動画の視聴時間が3〜4月で大幅増加

ニールセン デジタル株式会社が、スマートフォンの動画アプリ利用状況を発表しました。
https://www.netratings.co.jp/news_release/2020/05/Newsrelease20200529.html
　
このレポートはスマートフォン視聴率情報「ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen Mobile NetView) 」のデータをもとに作成。結果として、いわゆる「コロナ禍」とその前の期間では、特に若年層の投稿型の動画サービスの利用時間が大幅に増加していることがわかりました。
＊投稿型の動画サービス例：Youtube、TikTok、ニコニコ動画、Vimeo、Instagram（IGTV）、など
　
2019年は1-2月と3-4月でともに8時間30分程度でしたが、2020年は1-2月8時間19分に対し3-4月は9時間18分と、約1時間増加。中でも18〜34歳の若年層では2時間44分と大幅に増加していました。
また、2020年の利用時間が増えているタイミングでは曜日には偏りがありませんでしたが、時間帯では1-2月に比べ3-4月では8〜16時の日中の時間帯に20%以上の増加が見受けられました。緊急事態宣言等によるリモートワークや交代出勤制へのシフト、休校から仕事や学校にかかる時間が減り、その分動画視聴へと行動がスライドしていると思われます。
　
未曾有の事態で人がどんな行動を取るのか、想像するのはなかなか難しいです。こういった行動データを活用して、ノウハウを蓄積し次に活かしましょう。