HTML5とは、WEBサイトの制作に用いられるHyper Text Markup Language、通称HTML言語の大幅な改訂の5回目にあたるバージョン5のことです。HTML1が開発された1993年からバージョンアップを重ねて、1999年にバージョンアップとしてHTML4が開発、昨今のwebサイトを制作するための言語として用いられ、そして2014年にHTML5が発表されました。改訂の主要な目的のひとつは、人間にも読解可能で、コンピューターやWEBブラウザ、構文解析器などのデバイスにも矛盾せずに読解され、それとともに最新のマルチメディアをサポートする言語に向上することです。

HTML5で可能になったこと

HTML5はこれまでよりも更にシンプルになり、構造も明快になりました。また、映像や音声の制御などこれまで実現が困難であった様々な機能が容易に実装できるようになりました。HTML4ではFlashを使うことで動画を組み込んでおり、初心者には複雑な部分がありましたが、HTML5ではプラグインを使わなくても、<video>や<audio>というタグを使用することで動画や音声の再生が可能となりました。PCだけでなく、スマートフォン等でも再生可能であるため、webサイトの制作の際に対応機種を気にせず作成できます。