カスタムオーディエンスとは、自社が保有している顧客リスト(住所、電話番号、名前、性別等)を広告のターゲティングとして活用する方法のことです。SNS広告等で活用シーンが多く、ターゲティングの1つの方法として取り入れられています。

Facebook広告の場合

企業が保有している顧客データをFacebookにアップロードすることで、それらのデータをFacebookのアカウント情報と照合し、フィード上に自社広告を表示するユーザーを、ターゲティングできる機能のことをいいます。カスタムオーディエンスに利用可能なデータとしては下記があります。

・FacebookユーザーID
・メールアドレス
・電話番号
・アプリのユーザーID etc…

これらのデータと、ユーザーのFacebookアップロード内容やFacebookページ訪問歴等、また他アプリ内でのアクション等を元にターゲティングし、広告を配信することができます。
カスタムオーディエンスの作成では詳細な設定が可能であり、作成したオーディエンス毎に表示する広告を変えることも可能なため、ユーザーごとにより適した広告配信ができます。
また、Facebook外の自身のウェブサイトに訪問したユーザーをターゲットとして、カスタムオーディエンスを作成することでウェブサイトに訪問したことのあるユーザーに対して広告を表示することも可能です。この機能を利用することで、自身のウェブサイト訪問のリピート率を上げることが可能であったり、更新情報等を伝えることもできます。