WEBサイトの立上げの時に企業のマーケティング担当者と制作会社のやり取りでよくあるケース。
担当者:「Googleアナリティクスいれておいてください。このタグでお願いします」
制作会社:「了解しました!」
一見普通に見えるやり取りですが、これでは全然ダメです…。
Googleアナリティクスをしっかり使うには初期設定が重要で、しかも後から設定した時にはもう手遅れのものもあります。
心の優しい制作会社や広告代理店だと、設置時に盛込んでやってくれる場合もあるかと思いますが、設定がなされていないサイトがかなり多く、基本的には何もしてくれていないことがほとんど。
発注者の方々は依頼時に下記の項目も「呪文のように」一緒に伝えるとよいでしょう。
(発注者側も内容を十分に理解した上で依頼できれば良いですが、ひとまず呪文のように…)
作業分の料金がかかるケースが多いかと思いますが、必須事項だと思いますので必ず依頼したほうがよいと思います。
〇データの保持の期限を無期限に設定する
こちらを設定しないと初期状態では26ヶ月でデータが消失していく設定になっています。
〇ユーザー属性を有効化してください
ユーザーの性別や年齢もGAだと取れるのですが、設定しないと取れません。
しかも、後から設定しても過去のデータを遡って属性を見ることが出来ませんので必ずやってもらいましょう。
〇新規ビューを作成し、スパムと社内のIPを除外するフィルタを設定
WEBサイトというのはいろんなスパムアクセスがくるものです。また、自社のサイトを会社の方もよく見るかと思いますのでこの2店のアクセスを除外してキレイなデータにしましょう。
まだまだあるのですが、ひとまずの最低限はこれで大丈夫なのではないでしょうか。
必ず広告代理店や制作会社にWEBサイトの制作を依頼する時に伝えましょう!