サイトの改善点を見つけるのに大変便利なヒートマップ。マーケ担当者は耳にする機会も多いのではないでしょうか。
ページ内のユーザーの行動を可視化できるすごいツールですが、今回はヒートマップツールでできることをざっくりとまとめてみたいと思います。
〇スクロールの速さが分かる
サイトを見ていると、興味のある部分は自然とスクロールするスピードが遅くなるのではないでしょうか。ヒートマップツールでは、ページ内のどの部分がゆっくり見られているのかが可視化されます。一般的に、スクロールスピードが遅い部分は赤く、速い部分は青くなります。
もしも、じっくり読んでほしいコンテンツが青くなっていたら、残念ながらその箇所はユーザーの興味をあまり惹いていないということになります。
〇よくクリックされている箇所が分かる
ページのどの部分にクリックが集中しているかが分かるのも、ヒートマップツールの特徴です。例えば、クリックしても何も起こらない箇所がよくクリックされているとしたら、ユーザーを勘違いさせるデザインになっている可能性があります。ただの装飾なのにボタンのような見た目になっているなど、改善点がきっと見つかるはずです。
〇ページがどこまで表示されたのが分かる
サイトは通常、一番上から下に向かって読み進めます。もしそのページがユーザーにとって魅力的でないのであれば、一番下まで見ることをせず、途中で離れてしまうことでしょう。ヒートマップツールでは、ページがどこまでスクロールされたのか(=どこまで表示されたのか)が分かります。よく見て欲しいコンテンツなのにその箇所までスクロールしている人が少ないのであれば、コンテンツの配置を変えたり途中のコンテンツを魅力的にするなど、工夫が必要です。
製品ごとにできることは異なりますが、一般的に「ヒートマップツール」と呼ばれているものには概ね以上のような機能が備わっています。
ヒートマップツールは有料のものが多いため、導入する際は、採算が合うかどうかをまず検討した方が良いです。また、多くのデータを収集することになるため、とりあえず、ということで導入すると習得したデータが無駄になってしまうことも多いので、導入目的を明確にしておくことをおすすめします。
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