パンくずリストとは、ユーザーがWeb内でいまどこのページにいるのかという位置を示すためのものです。主にページの上部にあり、階層ごとにリストアップして表示させユーザーが迷子にならないようにするためのものです。パンくずリストという名前は、童話「ヘンゼルとグレーテル」の主人公が迷子にならないようにパンくずを目印に置いたことに由来しています。パンくずナビ、トピックパス、フットパスとも言います。英語では、Breadcrumbs ,Breadcrumbs Listが一般的な呼び方です。
【 トップ>ギャラリー>12月 】 のようにトップページから現在のページまでがリスト形式で表示され、それぞれ上位ページの箇所にはそのページへのリンクが貼られ、すぐに上位階層に戻ることもできます。
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パンくずリストのメリット
Webサイトにパンくずリストを作成することは、サイトを訪れてくださる人にも、サイトを作成した側にもメリットがあります。
ユーザー目線
・どの階層のどのページにいるのか、すぐにわかる
・いま見ているページがどのカテゴリーに属しているのかがわかる
・一つ前の階層やトップ、戻りたいページにすぐに戻ることが出来る
SEO対策
・検索エンジンのクローラー(ロボット)がサイト内に巡回しやすくなる
・クローラーがページ階層を把握することでデータベースに情報が格納され検索結果に反映される
・パンくずリストが内部リンクとなり、対策キーワードをアンカーテキストにしやすい
パンくずリストを作成する際に
上記に示したように、サイトを作る際パンくずリストはユーザーにとってもSEOとしても重要なものです。パンくずリストを作る時、いちばん大切にしたいところは、ページに訪れた人にとってわかりやすいものを作成することです。最近のクローラの動きは人間により近い動きになってきているようですし、ユーザーにとってわかりやすいものをつくっていればSEOにも有用なものである、ということが言えるでしょう。