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編集部モモイ

AD JOURNAL編集部です。ウェブマーケティングや気になるトピックス、はたまた巷の気になる情報をお届けします。

【ドメインとSEOの怪しい関係】あらゆるウワサについて考察してみる。

WEBサイトをインターネット上で公開する為に欠かすことができないドメインですが、ドメインにはSEOに関する様々な憶測やウワサが飛び交っています。そこでこの記事では、ドメインにまつわるSEOのアレコレについて詳しく解説しています。

そもそも、ドメインとは

ドメインとSEOにまつわる憶測やウワサについて解説していく前に、まず「ドメインとはそもそも何なのか」という点についておさらいしておきましょう。

ドメインはサイトの住所を表すもの

ドメインはインターネット上でサイトの居場所を記す住所のようなものです。例えば、『https://example.jp』というサイトがあった場合、『example.jp』がそのサイトのドメインになります。ドメインは1つとして同じものを取得することができない固有のものです。そのため、インターネット上での住所のようなものだと認識されているわけです。

実はドメインが無くてもサイトに住所はある

先程ドメインはインターネット上で、ウェブサイトの居場所を記す住所のようなものだとお話させていただきました。しかしウェブサイトにはドメインではない、もう一つの住所があり、IPアドレスと呼ばれるものがあります。IPアドレスは「000.000.000.000」のように3桁の数字が4つのドットによって繋がれた数字で構成されていますが、これだけではユーザーがサイトにアクセスする度にこの分かりづらい数字を入力することになってしまいますよね。

そこで人が認識しやすいように文字列で構成されたドメインをIPアドレスに紐づけされることで、サイトを表示することが出来るようになっています。それでは前情報はこんなところにしておいて、本題に入りましょう。

 

ドメインにまつわるSEOのウワサ

SEOに関する情報を調べていると様々な情報をインターネット上で目にします。例えば内部SEOやコンテンツSEOに関して。そしてドメインに関しての情報を目にすることがありますよね。そうドメインにはむか〜し昔から様々なSEOにまつわる憶測やウワサがあります。それではどんなウワサがあるのか見ていきましょう。

ドメイン年齢が高いとSEOが有利?

ドメインは取得した日が誕生日になるわけですが、サイトがインターネットに公開されてGoogleにインデックスされてから経過した月日がドメイン年齢(ドメインエイジ)と呼ばれています。例えば我らがGoogle先生の日本サイト(https://www.google.co.jp/)は何歳なのでしょうか。取得日が2001年03月22日のようですから、2018年1月12日現在ですとまだ成人していないようです。

ドメイン年齢を調べることが出来るサイトはいくつかありますので探して使ってみて下さい。

参考サイト:http://www.domainage.jp/

 

さて、ドメイン年齢は高いほうが有利なのか。それはNOです。

Googleの担当者のTwitterでの発言でも有名ですが、Googleとしてはドメイン年齢はSEOに関係ないとのことです。しかし、良質なコンテンツが充実していて、多くのアクセスが集まっているドメイン年齢の長いサイトがSEO的に強くなるということはあるでしょう。それは時間をかけて積み上げてきたコンテンツがあるからこそであり、ドメイン年齢自体ではありません。

 

中古ドメインのSEO効果は本当に高いのか

ドメインを探していると『中古ドメイン』という言葉を耳にすることがあるでしょう。ドメインは一度購入すると永久に使えるものではなく、毎年更新費を払い更新しなければいけません。そして、更新のタイミングで必要なくなったドメインを売却しようとする人が出てくるわけですが、これが中古ドメインとして出回るわけです。

中古ドメインは他のサイトからの被リンクが集まっていたりと、新規ドメインに比べてSEO効果が高いと考えられています。そのため、ドメイン年齢の長い中古ドメインや被リンクの多い中古ドメインは人気が高く、高額で取引されることも珍しくありません。

中古ドメインにはこんなウワサが

●インデックススピードが早い

●前サイトのSEO評価を引き継げる

 

等々ありますが、現時点ではこれらの効果が全く無いとは言い切れないでしょう。特に中古ドメインに関してはGoogleからアナウンスはなく、禁止もしていません。ただ、恐らく近い将来限りなく効果が無くなるのではないかと思います。なぜなら前のサイトのSEO評価が引き継がれるのは、良質なコンテンツを優遇する方向性へと舵を切ったGoogleからするとポリシーから外れているのではないでしょうか。

 

しかし、全ての中古ドメインがSEOに有利というわけではありません。

中古ドメインの購入には注意が必要

中古ドメインの中には、悪質なスパム行為を繰り返すことでGoogleからペナルティを受けたドメインもあります。そういった中古ドメインを購入しサイトを運営した場合、SEO効果が高くなるどころか逆に低くなってしまいます。

中古ドメインを購入するときには、しっかりと見極める必要があるということです。

ドメインにキーワードを入れるとSEO効果は高まるのか

ドメインの中にキーワードを盛り込むとSEOに効果的というウワサがありますが、ドメインの中にキーワードを盛り込んでもSEO効果は高まりません。ただし、ドメインの中に関連するキーワードを盛り込むことでユーザーがそのサイトがどういったサイトかを認識しやすくなるというメリットはあります。

文字化けすることもある日本語ドメイン

日本語のドメインの場合、SNSなどでシェアする為にURL付きで投稿された場合に文字が文字化けのようになることがあります。それはまるでスパムサイトのようで、良いコンテンツであっても怪しまれる可能性が高いでしょう。

 

ドメインとSEOにはそれほど関係性はない

ドメインとSEOにまつわる様々なウワサについて紹介してきました。

 

中古ドメイン以外は、ほとんどSEOに影響しないということがわかってもらえたかと思います。ドメイン選びで迷っていた方は、今回紹介してきた情報を参考にドメインを選んでみてはいかかでしょうか?