Googleは、Appleが2020年6月に発表したプライバシーポリシーの変更に伴い、ATT(AppTracking Transparency)に該当するIDFA等の情報の使用をやめることを明らかにしました。
IDFAはiOS端末に固有に付与されている識別子で、主に広告のトラッキングに使用されています。
IDFA自体がユーザーの個人情報を含むものではありませんが、IDFAとその他の情報を複合的に扱うことにより、プライバシーが侵害されるのではないかと疑問視する声が上がっていました。
そういった流れから、以前まではIDFAの利用設定が初期状態で「ON」だったものを、iOS14以降は初期状態を「OFF」にすると発表しました。それが、Appleが2020年6月に発表したプライバシーポリシー変更の主な内容です。
自らIDFA設定をONに変更するユーザーは少ないと予想されており、広告トラッキングに影響を与えるのでは？と言われていました。
この動きに対応するため、Googleはアプリ開発者に対し、Google Mobile AdsSDKをバージョン7.64へアップグレードすることを推奨しています。Google Mobile AdsSDKバージョン7.64は、IDFAを使わずに広告データの測定を行えるAppleのSKAdNetworkに対応しています。
詳細はこちら
https://blog.google/products/ads-commerce/preparing-developers-and-advertisers-for-policy-updates/
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