年末商戦に役立つ！Yahoo!の業界別マーケット動向レポート

あっという間に師走となり、今年も残り1ヶ月を切りました。主にBtoC業界では年末商戦がすでに始まっているかと思います。
　
年末といえば、広告出稿が増える＝競合が増えるため、単価が高騰したり配信量が減少したりと、通常とは状況が変わると言われています。最近では媒体各社が対策のために早めの入稿のほか、出稿金額の増強を案内しています。
　
しかし、2020年は新型ウイルスにより様々な業界に良くも悪くも影響が出たため、ウイルスの流行からの消費者の動きや、そもそも昨年と比較して業界はどういう状況なのかを把握したい方も多いと思います。
　
そこでYahoo!から、年末商戦向けに有効なデータが共有されました。
　
■年末対策！業種別マーケットトレンド
https://promotionalads.yahoo.co.jp/online/industry_mktrends2020.html
　
2018年11月1日〜2020年11月9日の期間中、Yahoo!広告にて配信された広告の日別インプレッションの推移を業種別にまとめたものです。
　
検索広告のデータがメインと思われますが、インプレッションが多い＝検索行動が多い、そのキーワードを含む事柄に対して関心が高いと仮定できます。
　
例えば「密」が発生しやすいとして延期や中止が続いたイベント・チケットでは3月中頃から大きく減少し、その後も低迷していることがわかります。一方でアルコール消毒液やマスクなどの需要が高まったため、医薬品、薬品・医療用品は前年を大きく超えていることがわかります。
　
年末商戦向けのデータではありますが、2020年の消費行動を振り返るのにも参考となるデータだと思います。ダウンロードは無料ですので、広告を出稿されていない方も是非活用してみては。