WEB広告のコンバージョンとして、ECサイトの場合は購入や会員登録、コーポレートサイトだとフォームからの問い合わせ等がすぐに思い浮かびますが、電話での問い合わせも重要な指標となります。
Google広告では、以下の4種類の電話問い合わせをカウントすることができます。
①広告に掲載された電話番号のクリック
広告表示オプションの電話番号表示オプションや住所表示オプション利用すると広告文に電話番号を表示することができます。モバイル端末の場合は電話番号をクリックすると直接電話発信ができ、件数をカウントできます。
※Google広告の場合、コンバージョンアクションに「広告経由の通話」を設定すれば、他のコンバージョンと同様にキーワードやユーザー属性等での分析も可能になります。
②モバイルサイトに表示された電話番号のクリック
電話番号部分を電話番号リンクにしておくとモバイル端末でリンクをクリックした際に、ユーザーはそのまま電話発信ができますが、このリンククリックをコンバージョンとしてカウントすることが可能です。
③ウェブサイトに掲載された番号への電話
サイトを閲覧して電話をかける場合、通常はそれが広告経由の流入なのか自然検索からの流入なのか、区別をつけることができません。
ですがGoogle広告を利用している場合は、広告経由でサイトを閲覧した場合に表示する電話番号を、Googleの転送用電話番号にすることができます。この方法を使うと、広告経由でサイトを表示した場合の電話番号が通常と異なることにはなってしまいますが、広告のコンバージョン数をしっかりとカウントできるようになります。
④通話件数のインポート
社内連携がとれていれば、ユーザーからの電話問い合わせの際に、何経由の問い合わせなのかを確認してもらい、その件数を広告の管理画面にインポートすることができます。ただし、ユーザー自身が広告をクリックした認識がない場合もあるので、あまり正確とは言えないかもしれません。
Yahoo!広告の場合は①②④の方法が利用できます。
電話問い合わせの中には、緊急性が高かったり、メールよりもしっかり話を聞きたいというユーザーが多かったり、成約に結び付くような重要なものが多く含まれていたりもします。
コンバージョンとしてカウントすることにより、広告の成果分析にも役立ちますので、ぜひ設定するようにしましょう。
■Google広告のヘルプはこちら
https://support.google.com/google-ads/answer/6100664?hl=ja
■Yahoo!広告のヘルプはこちら
https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/ss/articledetail?lan=ja&aid=1169
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