米Googleは7月15日(現地時間)同社が提供するメールサービス「Gmail」の大規模なリアップデートを発表した。これまで「Gmail」はメールサービスとして提供されてきましたが、今回のアップデートで大きく方向転換することとなります。
6月には従来のハングアウトからGoogleチャットに移行し、Gmailで利用できるようになりましたが、今回のアップデートでは共有ファイルとタスクを追加してチャットルームのコラボレーション機能を強化。グループでプロジェクトを進めたり、コミュニケーションの場を提供するツールとなることでMicrosoftが提供する「Teams」や「Slack」に対抗する狙いがあるとみられます。
タブで画面を切り替えたり、複数のアプリを行き来することなく、共有チャット、重要なドキュメント、タスクの1か所にすばやくアクセスできるようにし、グループの全員が同じページで作業に集中することが可能。
Vice President & GM, G SuiteのJavier Solteroは今回のアップデートに関して「ユーザーから何度も何度も聞いたことの1つは、アプリを切り替えると、フローが中断され、フォーカスが失われることです。このため、この新しい統合されたエクスペリエンスでは、よりスムーズな作業を支援する方法について考えてきました。」と語っています。
G SUITE Product News
https://cloud.google.com/blog/products/g-suite/introducing-your-new-home-for-work-in-gsuite