Googleアルゴリズムとは、Googleの検索エンジンにおいてウェブページの検索順位を決めるためのプログラムであり、ウェブページがGoogleの定めるルールを守っているかを判別するプログラムでもあります。このプログラムの目的はGoogleの検索エンジンを使って検索するユーザーにとって、より最適なウェブページを上位に表示することにあります。

Googleの検索アルゴリズムは200以上の指標から成り立っていると言われており、また、年に複数回のアップデートがされており、そのアップデートによってGoogle検索エンジンでの検索順位は変動することとなります。自身のウェブサイトの検索エンジンでの表示順位が下がった、という時にはこのアルゴリズムに変更があった時かもしれません。そのため、ウェブサイトの運営者は自らのウェブサイトを検索エンジンで上位表示したいときには、アップデートされたアルゴリズムに適したページを作成することが必要です。Googleアルゴリズムに変更があった場合には公表されない情報もありますが、公表される際にはGoogleの公式ブログで発表されることが多くあります。

過去のGoogleアルゴリズムのアップデート

・パンダアップデート(2011年)

ユーザーにとって情報量が少なかったり検索キーワードに対して質の低いコンテンツの順位を下降させるアルゴリズム。

・ペンギンアップデート(2012年)

検索順位を意図的に上昇させようとする過剰なSEOや悪質なスパム行為を行っているウェブページの評価を下げるアルゴリズム。

・ハミングバードアップデート(2013年)

ユーザーが検索キーワードを入力する際に、話し言葉のように検索をしても適切な検索結果が表示されるようにするアルゴリズム。