興味・関心を軸に広告配信を行う時、最初から反応見込みが無いとわかっているものや、配信すると否定的な反応がありそうなものはターゲティングの際に除外することがあります。
例えば、キャットフードの販促では猫以外のペットについて除外したり、牛肉や豚肉など精肉商品の販促はベジタリアンやヴィーガンを除外するなどです。
しかし、稀に、「ターゲットとしては設定できるのに、除外設定が出来ない」もしくは、その逆で「除外は出来るのに、ターゲットには設定できない」という現象が生じることがあります。
これは日本でのFacebook広告の仕様ですが、担当部署は日本国外にあり、言語表記を日本語に設定した状態での表示のエラーについては根本的な解消は出来ないものとされています。
今回はもし前出の現象が生じた場合に活用できる代替対処法をご紹介します。
この記事の目次(クリックで項目へジャンプします)
追加もしくは除外したい興味・関心を英語にして検索・設定する
Facebookはアメリカで誕生したサービスで、現在もアメリカに本社があります。そのため英語で管理されている情報が最も多く、精度も高いと考えられます。実際に公式のサポートを利用した時、「英語に変換して試してみてほしい」と案内されることもあります。興味・関心の名称を英語に変換して検索し、該当するものを全て設定してみてください。
ターゲットをより絞り込む
これは、除外設定が出来ない時の対処法です。
例えばキャットフードの販促の場合、キャットフード、猫そのもののほかペット用品まで広い対象を設定するのがベターです。しかしペット用品には猫以外、犬や鳥などのペットのものも含まれます。
もしも「ペット用品はターゲットにできるけど、犬や鳥が除外設定できない」場合は「ターゲットをキャットフードのみにする」といった設定が推奨されます。ただし、ターゲットが少ないと配信量や反応が伸び悩んだり、CPCが高騰する可能性もありますので検討が必要です。
類似する興味・関心を設定する
これは、ターゲット設定が出来ない時の対処法です。
例えば精肉を設定したいけど検索してもヒットしない場合、「精肉に含まれる商品名」「精肉を利用するシーン」などから連想して類似する興味・関心を引き出します。
「精肉に含まれる商品名」なら牛肉、豚肉、鶏肉。「精肉を利用するシーン」なら焼肉、しゃぶしゃぶ、ステーキなど。なるべく関連度が高いものを複数選択することがおすすめです。
上記以外にもケースによって色々な対処法があるかと思います。複雑なものは抱え込まずに、Facebookの公式サポートへ問い合わせてみると、解決に向けて有効な回答が得られると思いますので是非活用してみてください。
https://www.facebook.com/business/help?ref=fbb_ens