9月23日、アメリカのソーシャルメディア専門家であるMatt Navarra氏が、”Facebookが広告画像内のテキスト20%ルールを撤廃しようとしている”とツイートしました。
BIG news for Facebook advertisers:
Facebook is killing its '<20% text in image' rule for ads
Source: Facebook pic.twitter.com/nP18BSLP7L
— Matt Navarra (@MattNavarra) September 22, 2020
Facebookは現時点では公式にアナウンスを行っていませんが、問い合わせを行ったところ「広告画像内のテキストは20%以内を推奨しているが、20%以上の広告配信を制限するというルールは撤廃した」との回答を得ました。
なお、Instagramについても、Facebookと同様の扱いとなります。
また、以前はLINE広告も同様、画像内テキスト20%ルールが設けられていました。しかし2020年9月現在、最新の媒体資料では、テキスト20%ルールについて言及されていません。
■LINE for Business 2020年7-12月期 媒体資料
https://www.linebiz.com/system/files/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202007-12.pdf
これらのことから、SNS各社は広告画像内のテキストに関するルールを撤廃する流れだと言えるでしょう。
一方で、Googleレスポンシブディスプレイ広告では、画像内のテキストが20%を超えないよう述べています。
https://support.google.com/google-ads/answer/7005917?hl=ja&ref_topic=3121943
ただし、通常の(レスポンシブではない)ディスプレイ広告について、画像内テキストに関する言及はされていません。
画像内テキスト20%ルールは、しばしば広告主を悩ませます。
SNSではルールが撤廃されれば広告を利用しやすくなりますが、Googleでは一部の形式でルールが規定されていますので、出稿の際は注意してください。