テレビやWEB上など、最近いたるところで「インスタ映え」というワードを見聞きするようになりましたが、FacebookやTwitterのように、インスタをビジネスに活用していく流れは、今後ますます強くなっていきそうですね。
この記事ではInstagramをプロモーションに有効活用している企業やお店と、それぞれの事例のポイントについて紹介していきます。自分の会社やお店でインスタグラムを使う場合を想定しながら、ぜひ参考にしてみてください。
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tomio (千葉の新築・リフォーム会社)
千葉県にある新築・リフォームをてがけるtomioという会社はInstagramをうまくビジネスに活用していて、人気のアカウントを運用しています。自社で手がけた新築・リフォーム物件を投稿する写真が中心ですがどれも魅力的で、投稿の中でユーザーさんから物件に対して問い合わせを受けているのも印象的です。
tomioの事例のポイント
tomioの場合「#注文住宅」「 #インテリア」など、ハッシュタグを効果的に利用していることがプロモーション成功の一つの要因になっています。
インスタグラムの場合、FacebookやTwitterとは異なり投稿を拡散する機能がないため、いかにハッシュタグを上手に活用していくかが多くの人の目にふれるために大切な要素になってきます。上手にハッシュタグが設定できればそれだけで多くの人に投稿が見てもらえるようになります。また新築やリフォームなどの施工事例を見せる際に、動画を利用してPRできるのもいい所の一つです。
CHIPPURUSON(京都のパン屋さん)
こちらは京都にお店を構える天然酵母のパン屋さん「CHIPPURUSON」のアカウントです。投稿に派手さはありませんが、一枚一枚の写真から温かみが感じられます。また商品の写真だけではなく、パンを撮影する際の過程や試行錯誤の様子をあえて投稿したりするスタンスにも好感をもてます。
「CHIPPURUSON」の事例のポイント
アカウントを開設した当初はフォロワー数もまだ少ないため、どうやって注目を集めるかという部分に意識が向きがちですが、このCHIPPURUSONさんのように会社やお店のイメージも意識して、常に一貫したスタンスで投稿を続けていくことも忘れないようにしましょう。あまりにも投稿のカラーがバラバラになりすぎると、いくら投稿が魅力的でもユーザーはフォローしようか迷ってしまいます。
「海辺の宿 長兵衛」(福井県の海鮮丼屋さん)
こちらは福井県にある海鮮丼で有名な「長兵衛」というお店で、海鮮丼以外にも牡蠣やふぐなどで有名です。まだ投稿数はそこまで多くないのですが、着実にフォロワー数が増えてきているアカウントで、とにかく一枚一枚の写真の迫力がすごいのが特徴的です。見ているだけでお腹が空いてきます。
「海辺の宿 長兵衛」の事例のポイント
この長兵衛さんのアカウントの投稿を見ていると、写真のクオリティー次第で印象が大きく変わることを実感できます。構図や色味などにしっかりとこだわって、複数枚撮影した中から渾身の一枚を投稿するようにしましょう。カメラ初心者の方は3分割構図などの基本的なテクニックを知るだけで印象が大きく変わりますよ。
ポイントのまとめ
最後にもう一度、3つの事例それぞれのポイントを整理しておきます。もちろんこれが全てではありませんが、自社でインスタグラムを運用していく際のヒントとして参考にしてみてください。
- ・インスタグラムの場合、FacebookやTwitterとは異なり投稿を拡散する機能がないため「ハッシュタグを上手に活用できるかどうか」が多くの人の目にふれるための大切な要素になる。
- ・投稿を続けていく際に、長期的なブランディングという観点から会社やお店のイメージも意識して、常に一貫したスタンスで投稿を続けていくことが大切。あまりにもバラバラだとフォロワーが増えていきません。
- ・写真は構図や色味に注意するだけで印象が大きく変わる。カメラ初心者でも、3分割構図などの基本的なテクニックを少し意識するだけでも大きく変わります。