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WEB広告を始める前に最低限決めておきたいこと

WEB広告の利点はたくさんありますが、交通広告やチラシなどの紙系媒体から移行されたお客様からは「これまで把握できなかった”広告を見た人の反応を数値で見える化できる”こと」だと、伺うことが多いです。ただし、数値で確認できるようになった分、うまくいかない、思ってたのと違う、なんて場面もあるのでは?と思います。そんな事態を回避するためには、広告を配信する前にいくつかのことをしっかりと決めておく必要があります。
 
〇なんのために?
これが一番重要です。特に目標が「お問い合わせ獲得」の場合、意外とここがフワッとしていて結果に繋がらないケースが多い気がします。正直、わざわざお金と時間、手間をかけて広告を配信するその目的をしっかり決められなければ、実施すること自体に意味が無くなってしまいます。そして間違いなく、次の”どんな人に?”のフェーズに移った際、ターゲットを定めることに苦労します。最重要かつ最初にしっかり決めてほしいことです。
 
〇どんな人に?
ターゲットは、ほとんどの場合は前の”なんのために?”が定まると自然と見えてきます。あとは会社としての方針であったり、商品のコンセプトであったり、付帯情報をいくつか組み合わせて顧客像、いわゆるペルソナを作成すると良いです。細かいに越したことはありませんが、あまりにも時間がかかってしまうのなら、【年代、性別、どんな物に興味を持っているか】くらいまで決められれば次に進んで良いでしょう。
 
〇どれくらいのコストで?
そもそも使える予算が先に決められている場合は、予算内で出来ることを考えられるので問題ありませんよね(あまりにも少なくて何もできない場合は除く)。問題は、「結果が出るなら予算は問わない」という場合。こういう場合は、「広告配信によって1件成果が出た時に許容出来るコスト」から考えるとなんとなくイメージがしやすくなります。例えば5,000円の商品で、原価が1,500円なら、1,000円のコストで1点売ることができればとても良いですよね?お問い合わせ獲得であっても、その先にある販売やサービスの提供単価から考えるとやりやすいです。
ターゲットやコストを考える時には、シミュレーション機能を活用するとより具体的にイメージが出来るようになりますのでオススメです。ただしシミュレーション機能は媒体によっては用意されていないものもありますのでご注意くださいね!