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編集部モモイ

AD JOURNAL編集部です。ウェブマーケティングや気になるトピックス、はたまた巷の気になる情報をお届けします。

【ロングテールSEO】これからSEO対策を始める人のための基礎知識

リスティング広告やSNSでの情報発信など、ウェブを活用した集客方法には様々なものがありますが、資金が豊富な大企業ならまだしも、広告費に多くの予算を費やすことができない中小企業や個人事業主の場合、これらの集客方法に取り組むのは難しいものです。

そこでぜひ取り組んでほしいのが、SEOを意識した集客方法です。SEOで集客するにしても外部の企業に委託した場合は費用が発生しますが、自社でおこなえばほとんど費用は発生しません。そのため、広告費がさけない企業や個人事業主でもすぐに取り組むことができます。

今から勝ちたい人の為のロングテールSEO

SEOは非常に奥が深く、専門家といえども成果を出すには時間がかかります。また、最近は自社でSEO対策に取り組む企業が増えたこともあって、分野によりますがこれからSEO対策に取り組む企業はどうしても後発組になってしまいます。どの分野でもそうですが、後発組が勝つというのはなかなか難しいものです。

 

その中でも今回は地道な努力が出来て、実を結びやすいSEO対策の方法として、『ロングテールSEO』というものがありますが、このロングテールSEOを正しく実践することで、後発組でも勝てる可能性は充分に残されています。

そこでこの記事では、SEO対策の後発組が取り組むべきロングテールSEOについて詳しく解説しています。

できるだけ費用をかけずに集客したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ロングテールSEOとは

まず初めに、ロングテールSEOについて説明していきたいと思います。

ロングテールSEOでは、主に検索ボリュームの少ないスモールキーワードでの上位表示を狙ってコンテンツを作成していきます。

検索ボリュームのあるビッグキーワードやミドルキーワードは多くの集客を見込めますが、その分ライバルが非常に多くなります。そのため、後発組ではなかなか上位表示することができません。

キーワードや上位表示しているサイトの状況にもよりますが、ビッグキーワードやミドルキーワードを攻略しようと思ったら、数ヶ月、あるいは数年のスパンで攻略する必要が出てきてしまいます。

ビッグキーワードやミドルキーワードで上位表示しているサイトは、コンテンツが充実し、SEO対策にも力を入れていることが多いので、それらのライバルを打ち負かすには相当な時間がかかるということです。

スモールキーワードを狙う=ロングテールSEO

その点スモールキーワードはライバルの少ないキーワードになります。
検索ボリュームが少ないので、わざわざその小さなアクセスを拾うようなコンテンツを作らないわけです。

だからこそ後発組にもチャンスが生まれてきます。

ロングテールSEOは質の高いアクセスが見込める

SEO対策を行う担当者やWEB担当者とって、ビッグキーワードの攻略は喉から手が出る程欲しい結果でしょう。しかし、多くの企業サイトの目的はコンバージョンのはず。WEBサイトのゴールはビッグキーワードの攻略ではなくお問合せや資料請求等のコンバージョンだ。

例えばあなたがSEO対策を行なってくれる企業を探していたとしましょう。その場合検索するキーワードは「SEO」ではないはず。「SEO 会社 オススメ」や「札幌 SEO会社」など、具体的な検索結果を望むキーワードを入力するでしょう。

このように複数のキーワードを組み合わせた、検索ボリュームの少ないキーワードからコンバージョンは生まれる。

コンバージョンとは

コンバージョン(conversion:CV)とは、直訳すると、「変換」「転換」「転化」といった意味になります。マーケティングの分野では、Webサイトにおける最終的な成果のことを指します。

innovaより引用

 

赤ん坊(新規サイト) vs 大人(既存サイト)

スモールキーワードを狙うロングテールSEOのメリットは2つあります。

まず一つ目が『後発組でも上位表示しやすいこと』です。

ビッグキーワードやミドルキーワードを狙おうと思ったら、サイトを育てなければいけません。
質の高いコンテンツを作成し、多くのアクセスを集め、訪れたユーザーの評価が蓄積していくことでサイトは育ちます。
そのサイトを育てる作業こそが時間のかかる大変な作業なのです。

これからコンテンツを作り始めるサイトの場合、サイト自体はまだ小さな赤ん坊のようなものです。
一方、すでにビッグキーワードやミドルキーワードで上位表示しているサイトは、立派な大人のようなものです。
どんな勝負でも、赤ん坊が大人に勝てることはほとんどありませんよね?
サイトを育て上位表示するということもそのようなイメージです。

そこで狙うべきなのがスモールキーワードですが、スモールキーワードの場合、すでに上位表示しているライバルのサイトも弱いことが多いです。
赤ちゃん vs 赤ちゃんの対決であれば、こちらにも勝てる見込みは十二分にあります。

ライバルの弱いスモールキーワードを狙うことで後発組のサイトでも上位表示できる可能性が高くなるということです。

サイトを育てる

そして2つ目のメリットが『サイトが育つ』という点です。

先ほどもいいましたが、ビッグキーワードやミドルキーワードで上位表示するためにはサイトを育てる必要があります。
そしてサイトを育てていくためには一定のアクセス数が必要です。

ロングテールSEOではスモールワールドを狙ってコンテンツを作成していきます。
スモールキーワードで確実に上位表示させ、上位表示させるスモールキーワードの数を増やすことで確実にアクセスを増やし、アクセスが増えることでサイトが強くなっていくということです。

このようにロングテールSEOには、『確実にサイトへのアクセスを集めてサイトを育てる』というメリットがあるわけです。

理解しておきたいロングテールSEOのデメリット

次にロングテールSEOのデメリットについて解説していきます。

ロングテールSEOのデメリットは『手間』と『時間』です。

ロングテールSEOはスモールキーワードを狙ってコンテンツを作成していくので、上位表示したとしてもアクセスは微々たるものです。
そこで、より多くのアクセスを集めるためにどんどんコンテンツを作成していく必要があります。
そのため、コンテンツを作成する『手間』がかかるわけです。

そして、最初は集めるアクセス数が少ないのでサイトが評価されるまでに『時間』がかかります。

ロングテールSEOを実践する場合は、『手間』と『時間』がかかるということを理解したうえで取り組むことが大切です。

ロングテールSEOを意識して取り組もう

後発組が取り組むべき『ロングテールSEO』について紹介してきました。

ロングテールSEOは手間も時間もかかると説明しましたが、そもそもSEOを攻略し集客すること自体が手間と時間のかかるものです。
SEOで集客に成功しているサイトは、みんな膨大な手間や時間をかけて対策をしています。

お金をかけずに集客する仕組みを作るということは、それなりの努力が必要だということですね。

ただし、そこさえキチンと理解して、正しい方法でロングテールSEOに取り組めば必ず効果はでます。
人は集まります。

そんなロングテールSEOに取り組んでみませんか?

 

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